日本の作家は、あるがまま日本のアイデンティティーを背負っている。作品が洋画であろうと、現代アートであろうと。同じ舞台に立ってもきっと勝負できる。
その勝機を見い出し、これまで海外で日本の現代アートの作品展を開いてきた画商が、原宿のキャットストリートに画廊をオープンした。この界隈の雰囲気が、昔よく訪れていたロンドンのカーナビーストリートと似ていて、すっかり気に入ってしまった。画廊のコンセプトにぴったりだと思った。
ハラジュクゼットは、若いアーティストにスポットを当てて行く。現代っ子の芸術家たちは、日本の精神性に加えて、マンガ文化をまとっている。アメコミでもフランスコミックでもなく、日本人なら多くの人が通ったことのあるマンガ。浮世絵の次はマンガではないかと思うくらい、その間に底力のあるものが出ていない。今でも動かぬ人気を海外で保つ浮世絵と、そしてマンガ。どこか似ている。修練を重ねた線。一本の線が力を持つ。線がカッコイイ。
この極めて日本的と言える要素を内に秘めた若き才能たち。彼らを世に送り出すべく、ハラジュクゼットは活動して行く。
Contemporary Art Gallery ハラジュクゼット
東京
©️ハラジュクゼット
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